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オートスポーツにおける重要な何か

2014年 F1 V6ターボエンジン、人工的にエンジンサウンドを増幅?(F1-Gate)


次世代自動車が一般的になった未来。
きっと、聞こえるか聞こえないかほどの、小さな、しかし甲高い電子音だけが、サーキットから聞こえるレースを見ることになるのだろうか?――。

オートスポーツに興味がない人には分からないだろうけれど、オートスポーツを生で体験することの醍醐味たるや、テレビなどの映像で見ることの比ではない。
それは、ライブであることの他のスポーツとの決定的な違いが、見る(見える)こと以外のところにあるからだ。

それが「音」と「臭い」。

例えばサーキットでは、目の前を駆け抜けるマシンの発する爆音で、周りの人と会話することが難しくなる。
排気管から発せられる排気とそれに混じるオイルの、そして路面とタイヤが摩擦して発する焦げたゴムの臭いが、日常と切り離された異世界を演出するかのように、サーキットを包む。

それらを感じられないオートスポーツは、果たしてレースの着順という最も必要な要素とは別に、どのくらいの魅力があるのだろうか。
しかし映像で観る場合、臭いは伝わらない。これだけは仕方がない。
しかし、世界的映像視聴者を誇るF1では、テレビの前で画と音に魅了される人々を落胆させることはできない。
F1サウンドと言われる、言わば産業工芸品の最高峰であるところのF1エンジンから奏でられる独特のエンジン音だけは、まさにオートスポーツを体現する大事な要素の一つ。

来年のレギュレーションでは、新しいエンジン(V6ターボ)規格を採用することが決まっている。
現行のV8エンジンとは異なるサウンドになることは間違いないが、小さく抑えられることになる「音」に、疑似的にでも伝わるものにしたいと手を尽くし、神経を使うことからも、オートスポーツにおける『音』の重要性が分かるというものだろう。


Sports * 18:06 * comments(38) * trackbacks(0)

小林可夢偉はチャンピオンになれる。けれど乗れなければ何もない。

F1に触れないままシーズンが終了し、序盤あれだけ混戦で面白かった今年のF1シーンも、結局終わってみればレッドブルとベッテル選手の3連覇という幕切れだった。

なんと言っても、可夢偉選手が母国日本GPで3位となり、初の表彰台を獲得した素晴らしいシーズンだった。
「小林可夢偉」というドライバーは、これまで築き上げられてきた日本人ドライバーの系譜の中で、ようやく優勝そしてチャンピオンになれる匂いそして、期待が持てる逸材だ。

しかし、そんな可夢偉選手でも、F1マシンのコックピットに収まっていなければ、何もできない。
今シーズン大きな成長を遂げ、チームにも大きく貢献してきた可夢偉選手だが、ザウバーは来期のシートを用意しなかった。

来期の去就について、非常にやきもきするところだが、必ず彼の才能を買ってくれるチームがあるはずだ。
彼はいつもあきらめずに、今できることを冷静に分析して、最大限の努力をする。

小林可夢偉、「KAMUI SUPPORT」27日時点で6500万円以上の募金
(F1-Gate.com)


東日本大震災の際に、彼はすぐに基金を設置し、現役ドライバーに声をかけてくれた。
そうして賛同してくれたF1ドライバーが、日本を心に留め、メッセージを発信してくれた。
おかげで、ヨーロッパやその他のモータースポーツが熱狂的な地域に、日本の現状を知ってもらえた。
同時に、多くの義援金も集められた。

そんな可夢偉選手だからこそ、彼の現状に対して、たくさんの人たちの応援したい気持ちが集まっているのだろう。
こうした個人による支援金活動というのは、ドライバーとしては異例だ。
いや、そもそもスポーツ選手としても例を見ない。
それでもなお、短い時間でこれだけの支援が集まるのは、彼が特別な存在だからだ。

F1に乗ってなければならない。乗せてあげなければならない。
日本人が初めてF1のポディウムの頂点に立つために。その夢、その日のために。
彼なら、それを実現してくれる。

小林可夢偉選手というのは、そういう特別な存在だ。


是非、可夢偉選手をサポートしてください。
KAMUI SUPPORT

KAMUI SUPPORT

Sports * 20:14 * comments(62) * trackbacks(0)

柔道が百万倍つまらなくなった

まったく、なんなのだろう、あの体たらく。
柔道の審判の技術が未熟すぎて、興ざめだ。

昔から、ポイントの格下げみたいな判定は結構あったけれど、
それでも審判の威厳や会場を納得させられる技量があったんじゃね?

まったくこのオリンピックは、とんでもなくヒドイ。

ポイントの格下げどころか、取り消しなんかしょっちゅうあるし、
果ては旗判定さえ、無効(覆る)とか、なんなんだ?

あの審議時間みたいなもので、選手の集中は当然途切れるし、
コールされたポイントでガッツポーズまでしたすぐ後に、
そのポイントは無効とか、どういう神経してんだ?

あれされて、選手はどう気持ちを持っていけばいいか、分かってんのか?
4年に一回とかに照準合わせてきて、生涯最高の舞台に立ってんのに、
審判の未熟さで台無しにされる、その無礼さに、本当に腹が立つ。

柔道における、あの連続性のある緊張感みたいな空気は独特のもので、
柔道観戦のだいご味の一つだが、もはやそれすら冒涜されている。

だいたい、ふつーに考えたら、あの旗判定だって、青3つとか、
どうかしてるだろ? 会場、大ブーイングだったじゃねーか。
空気ヨメ。

お前らのせいで、柔道、つまんなくなった。


>追記(8/3)
日本経済新聞のコラムに同じような「違和感」が掲載されていた。
さすがプロの校正があると、文章が違うものです。(笑)

旗判定が一変…柔道、競技に水を差す「ビデオの目」(日本経済新聞)


Sports * 18:55 * comments(66) * trackbacks(0)

強いフェデラーが帰ってきた!(ウィンブルドン2012)

wimbledon 2012

  サーブは、一瞬で景色を変えてくれる。
  圧倒的に不利な状況を、一振りでひっくり返す威力がある。

  しかし、サーブだけでは勝てない。
  ましてやそれが、グランドスラムなら、なおさら。

  ストロークには、優雅さと強さが同居する。
  王者としての風格は、その中でこそ磨かれ、解き放たれる。


ウィンブルドン選手権2012で、フェデラー選手が帰ってきた。
史上トップタイとなる、7度目の優勝。
グランドスラムでは、なんと2年半ぶりの優勝。

興奮するいい試合だった。
76年ぶりという重圧を、イギリス中から浴びていたマリー選手。
プレーには、喜びがあふれていた。
フェデラー選手と闘える喜び、その舞台はウィンブルドン決勝戦であるという喜び。

ただし、雨の中断までは――。


フェデラー選手の執拗にフォアに回り込んでからの、逆クロス、そして
そのリターンをダウンザラインという、王道たるショット、戦略。
分かっているにも関わらず拾えない、ミリ単位での精度。

そう、本当に強いフェデラー選手が帰ってきてしまった。
それはもう、誰も手出しができない、という不幸。
それはもう、イギリス中の声を集めても抗えないほどの不幸、ということ。


Sports * 20:02 * comments(51) * trackbacks(0)

UEFA EURO 2012 決勝トーナメント展望

「UEFA EURO 2012」のベスト8が出そろった。

グループA:チェコ、ギリシャ
グループB:ドイツ、ポルトガル
グループC:スペイン、イタリア
グループD:イングランド、フランス

ほぼ順当という格好だが、グループAではロシアが敗れ、死の組グループBではオランダが1勝もできずに予選敗退してしまった。
敗退した国でも随所で光るプレーが見られるあたり、EUROの質の高さがうかがえたが、中でも、グループ予選でのベストゴールと言えるだろうスウェーデンのイブラヒモビッチが、最終フランス戦で見せたボレーシュートは圧巻だった。

TBSの特集サイトでは、全てのゴールシーンが見られる。
見逃した方は、ハイライト動画と合わせて、閲覧してほしい。

UEFA EURO2012(TBSテレビ)

さて、決勝トーナメントは、


チェコ   ━┓
       ┣━┓
ポルトガル ━┛ ┃
         ┣━┓
フランス  ━┓ ┃ ┃
       ┣━┛ ┃
スペイン  ━┛   ┃
           ┣━ EURO 2012
ドイツ   ━┓   ┃
       ┣━┓ ┃
ギリシャ  ━┛ ┃ ┃
         ┣━┛
イタリア  ━┓ ┃
       ┣━┛
イングランド━┛


見どころは、「フランス vs スペイン」、そして「イタリア vs イングランド」。
順当にいけば、前回大会の遺恨を再現する「スペイン vs ドイツ」。
これは物凄く見たい気がする。

しかし、今大会大変な注目を集めているのがイタリア。
カテナチオと言われる、伝統的なディフェンスは残しつつ、今までに見られないほどアグレッシブに攻撃を繰り出すサッカーが面白いと評判がうなぎ上り。
どこまで食い下がれるか、非常に楽しみ。

寝不足はまだまだ続く。

Sports * 16:38 * comments(32) * trackbacks(0)

チェルシー 欧州CL初制覇!

チェルシーFC強豪でありながら、今まで勝ちに恵まれなったチェルシーが、ついに念願の欧州チャンピオンズリーグで優勝した。
準決勝では、最強クラブの名をほしいままにしているバルセロナを下し、決勝では会場が地元で開催されるという、妙を得ていたバイエルン・ミュンヘンをPKの末に破った。

チェルシーの最盛期は、勿論モウリーニョ氏が率いた2004〜07シーズンであることに違いはない。
指揮を執ったファーストシーズンで、いきなりリーグとリーグカップの2冠を達成し、翌年もリーグを連覇するなど、手がつけられない強さだった。

まさしくこれは、チェルシー・バブル。
03年、ロマン・アブラモヴィッチがオイルマネーによる買収でチームオーナーになってからのことだ。

派手さは決してない編成ながら、チーム(組織)、リーダー(監督)、プレイヤー(選手)がきちんと役割をこなすと、これだけ強くなるのか、という好例だった。
そんな隆盛を誇っていたチェルシーでさえ、チャンピオンズリーグには勝てなかった。
というかモウリーニョ氏が監督時代には決勝にすら進めていない。

では今年は何が違ったのか。
実はそれに明確な回答を見いだせないままでいる。

圧倒的な下馬評を覆して、バルサを破ったのは何故か?
地の利があり、ボールポゼッションされ、圧倒的に不利だったバイエルンに勝ったのは何故か?

一つだけ言えるのは、今シーズンのチェルシーは、終了間際まで得点の臭いをかぎ続け、その一瞬を物にする嗅覚が他のチームに比べて、並外れていたということだろう。

多くの試合で、ロスタイムや終了間際で得点するなど、窮地を脱し、勝利をものにしてきた。
この精神力の強さは、特筆すべきことだ。

チェルシーは何か現在の世相や経済を反映したような闘い方をして、優勝を勝ち取ったようにも思えてくるから、不思議だ。(今はじっくりと耐え続ける時期なのかもしれない)

12月の日本では、どんな闘い方をしてくれるだろうか。楽しみだ。


P.S
今シーズンは、F1チーム ザウバーへのスポンサード契約を行うなど、面白いコラボレーションも生みだしている。
チェルシーの優勝によって、小林可夢偉にも幸運がもたらされると、嬉しい。

Sports * 17:23 * comments(35) * trackbacks(0)

2012年 地上波でF1が観られない!?

2012年 F1の中継が地上波で観られないらしい!
フジテレビ、地上波でのF1中継を終了(F1-Gate.com)

そんなのあり?

フジテレビの広報は、地上波からBS放送へF1放送を移す理由を
「近年、BSの視聴可能世帯が増えてきたため」としている。

ということらしいが、それはないでしょ。

うーん、かなりショック。
この措置に対抗するために、視聴環境を整えなくちゃならん……。

一昨年、単身赴任していたとき、テレビがなかったのだけれど、
週末に行われるF1がどうしても観たく、そのためにテレビを調達した。
(いや、正確には泣きついた結果、心やさしい恵みを得たのだけれどw)

一年おいて、またもや今年は単身赴任中。
今度はテレビがあるというのに、テレビプログラムがないだと?
なんてこった。。


うーん、どうするかな。
これ、結構ダメージでかいな。。
近年でとっても残念なことの一つだと言っていいかも。


P.S
ケーブルテレビの契約でもするしかないか。。
視聴者数が減っているのは確かなんだろうな…。

Sports * 18:44 * comments(28) * trackbacks(0)

レッドブルの作る3DCGが毎回凄すぎる

今週末はインドで初めてF1が開催される。
場所は、Buddh International Circuit(ブッダ・インターナショナル・サーキット)。

「F1は貴族の遊び」

そんなフィロソフィーが底辺に流れる、封建的なF1政治にあって、新たなチームで参入することや、新たなサーキットでF1を開催するというのは、本当に大変なことだった。

今や煙草広告の規制に伴う収入減や経済発展著しい新興国の台頭などもあり、そんなことは言っていられなくなった。
そのために、中国、韓国、シンガポール、インドなどを中心とした発展著しいアジア各国で開催され、2012年の暫定カレンダーでは、史上最多の21戦が行われる予定になっている。

初開催となるブッダ・インターナショナル・サーキットの解説CGをレッドブルが作成していて、これがもの凄いクオリティで、困る。(笑)

KERS(運動エネルギー回生システム)導入の際にもレッドブルの作成したCGが物凄かったけれど、今度のはなんとベッテルの解説という、おまけ付き。


レッドブル:ブッダ・インターナショナル・サーキット解説
解説はなんとセバスチャン・ベッテルが担当!

ほんと数年の間にトップチームにのし上がり、2年連続でダブルタイトルを獲得するだけあって、もはやその資金力やパフォーマンス(各所でのデモランなども含めて)のクオリティは、どのチームにもないアグレッシブさを感じざるを得ない。


P.S
初開催のサーキットでは、マッサとかが燃えるんだよなぁ。(笑)


Sports * 18:35 * comments(13) * trackbacks(0)

2011 F1 日本GP プレ

2011年シーズンのF1もこれまで全然エントリーしないまま、欧州ラウンドを終えた。
今週末の夜のシンガポールGPから、日本GP、韓国GPとアジア再訪ラウンドとなる。

しかし、今シーズンは残念ながらドライバーズタイトルがほぼ決まってしまっていて、まだ6戦もあると言うのに、面白みは半減してしまっている。

ただ、ザウバーという非力なマシンに乗りながら、今シーズンもガンガンにオーバーテイクを繰り返す小林可夢偉選手の存在は、何よりF1を観戦するモティベーションだ。

今シーズンは、DRSというシステムの採用により、よりアクティブな魅惑のオーバーテイク・ショーが繰り広げられ、モータースポーツの楽しみの一つは、やはり拮抗した抜きつ抜かれつのバトルレースなのだということを、改めて感じさせてくれる内容になっている。

「後ろにつかれたが最後、ほぼ逃げることは許されない」
という状況は観ていてゾクゾクする。
10月9日決勝の日本GPでは、可夢偉選手が幾度もそんなシーンを演じてくれるはず。


インディ・ジャパンは、今シーズン限りで撤退が決まっている。
残念ながら、状態の悪化した経済化では、こうした世界一のイベントも例外ではなく、危機にさらされてしまう。

今では当たり前のようにこうしたビッグイベントが日本で開催されるようになった。そうした中で日本の文化の中にも少しずつ根を張ってきたモータースポーツ。

しかし、その文化がしっかりと根付いていると胸を張れない理由は、世界一の自動車メーカーを持ちながら、経済環境が悪化すると活動は棚上げされ、撤退する。いわゆる経済合理性のみで動いているメーカーの姿勢などに表れている。

シリーズ自体は生き残っても、日本GPがなければ興ざめだし、心底応援できる日本のメーカーがいて、やはり日本人のドライバーが必要だ。
可夢偉選手は、そのことから逃げたりしない。
そして、必ずやビッグチームでその才能を本当の意味で開花させることができると期待できる、日本人初のF1ドライバーだ。

今年も日本GPが楽しみだ。


P.S
そういえば、フジテレビが放映するF1プログラムの今年のOP映像が物凄く格好よかったんだった。



Sports * 19:34 * comments(36) * trackbacks(0)

なでしこジャパン、W杯制覇!!

スポーツはライブで観るに限る。
本当なら現地で、その空気を熱を音を匂いを感じるのが望ましい――。

残念ながらテレビでの観戦となっていることを悔しく思わずにはいられない、
ドイツで行われた女子ワールドカップ2011決勝は、そんなサッカーのゲーム史上に残る、
最高にエキサイティングな、ベストゲームの一つと言っていい内容となった。

決定的なシーンの連続は、アメリカの戦力をまざまざと見せつけられたし、
実際、基礎的な戦闘力の差は、かなりの違いがあると思わざるを得なかった。

しかしサッカーでは、しばしば戦闘力の差以外の要因でゲームが決することがある。
特にそれがPK戦となれば、今まで数々のドラマを演出してきた、魔物が巣食うルール。

120分を闘い抜き、まんまとその網にかけた、なでしこジャパンは笑顔でPK戦を迎えた。
それこそが、勝利するための必要条件の一つだとでも言うように……。

とはいえ、2度のビハインドを背負って、追いついた。
「諦めない気持ち」が大事だと散々言われるが、それが報われることは極々稀だ。
それをやってのけた彼女たちのしたたかさと強さは、世界で通用する“本物”であることの証だ。


日本がW杯を制覇するなんてことを、今ままで一度だって想像したことがない。
確かにゲームが終わった後、これが男子だったら、、、と考えたことは事実だ。
しかし、それ以上にこの快挙に、素直に感動と興奮を覚えたのも事実だ。

本当にワールドカップを持ち帰ってしまった「なでしこジャパン」に、
日本人としてお詫びし、お礼を言わなければならない。
今まで優勝を現実に捉えられなくて「申し訳ありませんでした」。
そして、W杯に優勝してくれて「ありがとうございます」。


P.S
あまりに絶叫して観戦していたので、早朝に家族全員を起こしてしまったらしい。
てへぺろ(・ω<)

Sports * 18:15 * comments(18) * trackbacks(0)

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