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「ハイブリッド霧ヶ峰はじめました。」 が人に薦めたくなる完成度!

ハイブリッド霧ヶ峰
AMEMIYA、ハイブリッド霧ヶ峰はじめました。(三菱電気)


すごく面白いとネットでも評判のプロモーションムービー。

見てみたら、これが良くできていて、本当に面白い。
テレビCMにできるクオリティだけど、後半はさすがにシュールすぎる。
そういう意味では、ネットでのプロモーションとして、最高のコンテンツと言っていいかも。

AMEMIYAの歌詞も、いいよ。
ストーリー仕立ての彼の心情と、製品の特長アピールをブレンドしたその歌は、「冷やし中華、はじめました」以来の出来では?(笑)


P.S
男のワクワクを裏切らない、この彼女。ナイス・キャスティング!ww

Marketing * 18:03 * comments(36) * trackbacks(0)

超絶! ありえないテク満載のバイラルプロモ

EAスポーツが発売するサッカーゲーム「FIFA Street 3」のバイラルプロモーション・ムービー。
いわゆるフリースタイル・フットボールの映像なのだけれど、ありえないぐらい、凄い。

ワイヤー・アクションでもこれほど綺麗には決まらない! ってくらいの技が満載。
世の中、これでもかってほど凄い奴はいるのね、やっぱり。



もっと見たい人はこっちも。
>>FreeStyle Footballの映像

確かにこれだけ凄い映像はなかなか見られないから、話題にはなると思うけれど、で、結局これでゲームの売り上げに結びつくのだろうか?
ちと、疑問。


Marketing * 23:46 * comments(22) * trackbacks(0)

「anan」は誰に売れているの?

先週、久しぶりに「anan」を買った。
特集「超最新版'07年あなたが選ぶ 好きな男・嫌いな男」

以前は相当な数の雑誌を読んでいて、それこそ女性誌も結構読んでいた。
今は量も減っていて、たまに立ち読みはするけれど、「anan」を買ったのは十年ぶりぐらいな気がする。

興味があったのは「好きな男ランキング」。
勿論、男好きだから。(笑)

女性には今どきどんな男性が好かれているのか?
キムタクが1位なのは分かったけれど、それ以外はどういう人が選ばれているのか、リサーチ。

…興味あったんだけれど、ランキングをずっと追っていくうちに、そうした興味がほとんどなくなってしまった。

  1. 木村拓哉
  2. 福山雅治
  3. 中居正広
  4. 岡田准一
  5. 松本潤
  6. 香取慎吾
  7. 妻夫木聡
  8. 赤西仁
  9. 稲垣吾郎
  10. 亀梨和也


…あまり変わりばえしないなぁ、と。
で、10年前とどれくらい変わったのだろうか? と思って調べてみた。
ちなみに、10年前(1997年)は、こんな感じ。

  1. 木村拓哉
  2. 中居正広
  3. 香取慎吾
  4. 反町隆史
  5. 草なぎ剛
  6. 藤井フミヤ
  7. 福山雅治
  8. 竹野内豊
  9. 稲垣吾郎
  10. 筒井道隆


なるほど。確かに当時人気があった俳優の人たちは入っていないし、SMAPのメンバーはずば抜けて人気があるのが、よく分かる。
しかし、今年(2007年)のランキングを見て、別の興味が沸いてきた。
いったい「anan」って誰が買ってるの? と。

10年前とそれほど変わらない、という印象があるということは、

『今の20代が読者で、男性の好みというのは当時と大きく変わらないまま』なのか、
『実は当時20代の人が、30代になっても変わらず読者でい続けている』のか、
『読者は30代、20代、もしくは10代と多層に渡っているが、ジャニーズの戦略勝ち』なのか、
『果てはランキングの調査方法があまり適切でないか、何かの思惑が絡んでいる』のか、

どれかと推理できる。<乱暴。(笑)


本当のところ、どうなんでしょう?
SMAPの人気だけが、ホンモノってことなのかなぁ。。


anan - アンアン (マガジンハウス)



Marketing * 19:46 * comments(25) * trackbacks(0)

UNIQLOCK 〜ユニクロが仕掛けるキャンペーン



何も語らず、どれだけユーザの心の中に入り込むか――。

ユニクロが6月から始めたキャンペーンが、凄い。
詳しくは、ニュースリリースを閲覧してもらいたいが、上で表示しているブログパーツにしても、センスがすこぶるいい!

TOKYO / JAPAN の文字の上で、数字がカウントされる。
少し見ているだけで、それが時計なのだと気がつく。

また、5秒ごとに女性のダンスシーンが映し出されるのだが、これがどれほど見ていても同じものにあたらないほどのバージョンを要し、統制が取れていて、尚且つ不可思議な魅力がある動きのために、「次はどんなダンスだろう?」と、ついつい長時間に渡って見入ってしまう。

とりわけ、テンポ良さも含め、余計な文字によるインスパイアがなされないことが、いつしか見ていて心地良さを感じるほど。

そうして見ていくうちに、女性の服装が各色、各デザインのポロシャツと7分丈のヒップハング・ジーンズだということに、気がつかされる。

ダンスという表現を使い、それらの衣服の性能が、動きのある状態でどのようにあるのかを、無言で見せているのだ。


ブログで口コミを喚起するプロモーション方法や、それらをまとめた「WORLD.UNIQLOCK」サイトの存在、さらにそれらの促進ためのG-SHOCKプレゼントなど、全く抜け目がない。脱帽。


奇しくも、7月11日付 日経MJトップで、「2006年度 専門店調査」により、ユニクロは営業利益額トップであることが報じられた。

Tシャツ専門ストアの開設や、先日報道されたバーニーズ・ニューヨークへの買収提案など、一時期下降していた流れを、再度押し戻すかのような積極果敢な動きが目立つ。

冬に巻き起こした“フリース・フィーバー”のように、今年は夏のユニクロが熱いか!?


UNIQLOCK



Marketing * 20:33 * comments(25) * trackbacks(0)

パソコンよりケータイ!?

Microsoftの新OS「Windows Vista」の発売から1ヶ月。
売れ行きが思わしくないらしい。

先日、有楽町にて、「Windows Vista 配ってます!」とキャンペーン・ガールが声を張り上げていて、驚いてしまった。
「もしかして、Yahoo! BB のようにタダで配って、シェアを伸ばす戦術に切り替えたか?」と一瞬頭をよぎったが、OSそのもののライセンスによって収益を上げている会社で、それはありえないな、と冷静に受け止めた。

販促物を受け取らなかったので、それが何か? は分からないが、多分「Vista 徹底活用ブック」みたいなモノなんじゃないかと想像はできる。(それにしても、「Vista 配ってます」は誇大表現でよろしくないなぁ)

Microsoft はこの状況をどう打開していくのだろうか。
一時期、マイクロソフトはソフトウェアの会社ではなく、マーケティングの会社だ! と言われたことがあった。その片鱗を見せ、新OSを浸透させることができるか、見ものだ。

特に3月を決算期とする会社が多い日本では、この時機に新年度の予算が最終決定してくる。ここにパソコンの入れ替えが盛り込まれているかどうか、が気になるところ。

これを逃すと、コンシューマ(一般消費者)のパソコン需要が比較的盛り上がる夏商戦が、ずるずると過ぎ去ってしまいかねない。会社のOSが変われば、自宅のOSも変えるというビジネス系ユーザは、比較的多い。それらを取り込むためにも、ここが正念場なのだが…。



一方、Appleはこれとは対象的に、パソコンをほとんど意識しないか、もしくはあるデバイスの一つと割り切って、戦略を立て始めている。社名から「Computer」を外したのがその証左だし、それ故に好調を謳歌しているとは、言い過ぎか。

ここに来て、ハードウェアまで一体でモノを作り続けてきたAppleの良さが、出てきている。

一時期は、Macintoshだけしかなかったから、どうしてもMicrosoftとの対比でしか語られることがなかった。結果、「良い物が売れるわけじゃない。売れたものが良い物だ」というような、どちらかというと商業的な部分のまずさが、誇張された。

そこには、インダストリアル・デザインやユーザ・インターフェイスといったような、人のストレスの軽減となるような優れた製品の良さや、本来ITが持つ人間の効果的な生産性向上支援といった点は、評価されない傾向にあった。

けれど、「iPod」によって音楽業界の産業構造(ビジネス・モデルと言い換えてもいい)を変革したことで、その評価軸が変わった。

そのイノベーティブな姿勢に、皆が共感を始めた気がする。

そこで「iPhone」の登場。

全世界的に言うと、ケータイの年間出荷台数は9億5700万台もある。パソコンのそれが、2億900万台だというから実に4.5倍もある。魅力的なのもうなずける。

「iPhone」が当初採用する通信方式は、欧米でスタンダードであるGMS方式。
日本は違う通信方式を採用するため、すぐにどうなるものでもない。

しかし、いずれにしてもケータイの勢いは止まらず続いている。折りしも2006年11月にネットレイティングスが発表した調査報告によると、2000年から2006年までの家庭のパソコンからのインターネット利用層の中で、20代の利用がほぼ半減したとレポートしている。

このレポートでは、利用層がこの5年で全世代で一般化したことと、ケータイでのインターネットアクセスの利用増により、減少したと考えられると結ぶ。


今20代の人には思春期を過ぎる頃から、ケータイは当たり前に存在していた。
最も身近なインターネット端末がケータイであるのだ。
このことは、直接「Vista」が売れないことには結びつかないが、全世界的な潮流となりつつあり、そこにパソコンだけに固執せず動き出したAppleという構図だけは確認できる。


スティーブ・ジョブズ氏は「iPhone」を発表した際に、「電話を再発明する」と述べた。

果たして、「iPod」で見られたような産業構造の変革、ライフスタイルの変革までを果たすことができるのか。
またその中で、ケータイ自体を今よりもっと魅力的で、価値ある存在にまでデザイン(広義の意味で)し直せるだろうか。


そのとき、パソコンとケータイは、どのような距離で存在するのか? 非常に興味深い。


Marketing * 15:36 * comments(16) * trackbacks(0)

宇多田ヒカルの新曲ブログパーツ

明日発売される宇多田ヒカルさんのニューシングル「Flavor Of Life」。
特設サイトを開設し、尚且つ期間限定ながらフル視聴PVを掲示している。
と同時に、ブログパーツを提供し、ブログ・マーケティングを利用した口コミを喚起していて、興味深い。




そういえば、CDの発売日は火曜日と相場が決まっていたが、最近はそうでもないのだろうか?

音楽市場はここ数年縮小傾向に拍車がかかっていて、CDなどのパッケージ製品については、特にその影響が強い。

先のニュースで、ネット音楽配信が534億円を売り上げ、シングルCDの規模を抜いたと報じられている。中でも携帯電話端末で9割を叩き出すというから、時代も変わった…というほかない。

つまりは、音楽の消費市場が変わり、火曜日に発売することによる「オリコン初登場1位!」みたいな神通力は、今は通用しないということだろう。

今までは、PVのチラ見せなどによって興味を喚起し、購買欲をかきたてる、というのが常道だったし、著作権絡みの点を踏まえても、15秒を超えて楽曲を流すというのはしにくかった。

先のエントリーで、【情報は見られる機会がないと売れない】と書いた。

既にある消費飽和状態では、その情報を吟味しなくては、お金を出しにくい状態にあるのだろうと推測する。

だとしたら、フル視聴させることは決して損ではなく、より吟味された優良な顧客に届けられるという、マーケティング上最も好ましいターゲットにリーチできることになる。

誰にでも何百万枚も売れるという時代は終焉したのかもしれない。
昨日のエントリーでも書いたが、現バージョンでの人間には、処理できる情報量を超えてしまっている。

本当の意味での「ニュータイプ」が出現しない限り、吟味されない情報から収益を上げることは、難しくなってきている。


Utada Hikaru Flavor Of Life



Marketing * 21:33 * comments(16) * trackbacks(3)

「働きマン」に見るプロダクト・プレースメント

気にしているわけではないが、何故か「働きマン」の放映時間には家でテレビを見ている。
深夜放映ながら、かなり検討していると思われる「働きマン」。
それと、このブログに来訪いただく検索キーワードのトップが「働きマン」だったりする。
なんせ、msnで検索すると3位がこのブログの以前のエントリー【『働きマン』】。
amazon.co.jpよりも上位の結果は結構凄い!

というわけで、更なるSEO対策として、冒頭で「働きマン」を連呼しているわけだ。(笑)


で今回は、「働きマン」で展開されているプロダクト・プレースメントについて。

本作では「ウィダーinゼリー」と「TSUTAYA」が実名登場する。

特に「ウィダーinゼリー」は度々登場するので、少ししつこいくらいだが、校了などで時間に追われるライターという忙しい役柄、また「働きマン」という全体コンセプトが、10秒メシのキャッチコピーに合致しているため、商品認知度の向上とブランド・イメージ定着に添え物でない効果を期待しているのだろう。

また雑誌社という設定のために、「TSUTAYA」は効果的に登場する。
営業が赴いたり、単行本化された本の売れ行き、人気度合いを表現する場として、お客さんの往来が描かれる。


ノイタミナで以前放映された「ハチミツとクローバー」でも、ウィダーは登場しているし、アニメーション作品に、本格的にプロダクト・プレースメント手法が使われ始めてきた。

漫画をはじめ、OVAの市場も無視できなくなってきた昨今、アニメーション作品は、既に一つのコンテンツ・プログラムという枠を超え、メディアとして機能し始めているのかもしれない。

特に日本の漫画、アニメは質や量が世界でも群を抜いている。

だとすると、これを活用しない手はないし、とりわけDVRの浸透によって、益々重要視されているプロダクト・プレースメント手法を利用することは、広告の次世代モデル開拓までの、残された数少ない選択肢なのかもしれない。


Marketing * 21:48 * comments(13) * trackbacks(0)

2006年ヒット商品番付

2006年12月1日付の日経MJにて、2006年のヒット商品番付が記事になっている。
年の瀬になると、色々な媒体でこういう企画を目にするが、今回は6月に同じく日経MJが発表した上期番付と比較してみたい。

2006年ヒット商品番付
西
横綱デジタル一眼レフショッピングセンター
大関ICきっぷ軽Car
関脇メタボリック対策商品脳グッズ(ニンテンドーDS Liteなど)
小結ウェブ2.0フルハイビジョン
前頭高校野球「引退」
プレミアムビールプレミアムシート
キッザニア東京アンチエイジング
「ジェットストリーム」「植物性乳酸菌ラブレ」
ワンセグ新型コンビニ
高機能洗濯機「本炭釜」
MNP「エアロソアラ」
ゼイヴェルバッグ
「カップシチュー」「チョコレート効果」
リゾート投資高齢者住宅
「TSUBAKI」パーシャルエステ
キューピー
あえるパスタソースたらこ
「オーツーサプリ」
手回し充電ラジオ「エネループ」
「レクサスLS460」「JOBA(ジョーバ)」
「ガクタビ」「のだめ」&「ハチクロ」


ちなみに、2006年上半期の番付はこんな感じだった。
西
横綱脳を鍛えるゲーム「ダ・ヴィンチ・コード」
大関キッズケータイ(NTTドコモ)携帯クレジット
関脇サムライブルー(W杯)荒川静香の「金芽米」(トーヨーライス)
小結ヒートポンプ家電軽Car
前頭「ブラビア」ワンセグ
表参道IKEA
炭酸飲料疲れを取る酵素
モーツァルト元気が出る邦画
「チョコレート効果」「植物性乳酸菌ラブレ」
「TSUBAKI」冬物衣料(コートなど)
「ニンテンドーDS Lite」「W-ZERO3」
「国家の品格」疾病保障付き住宅ローン
「男前豆腐」「雪国もやし」
こだわりビール系飲料カップ地酒
「えびフィレオ」スターフライヤー
スタイリッシュめがねハンパ丈パンツ
「オシャレ魔女ラブandベリー」KAT-TUN
カーリング娘亀田三兄弟


総じて、「ケータイ関連」「軽自動車」「ニンテンドーDS Lite」「TSUBAKI」「ラブレ」辺りが本当に売れ、話題をさらった感がある。

とはいえ、ヒット商品と言いながら、事象的なことだったりが多いのも気になる。
傾向として、「あぁ、僕も買ったなぁ」「なるほどぉ、これ流行ったよねぇ」と多くの人がうなずくような商品が少なくなってきているし、今後も益々そうした多様性が進むのではないかと予想できる。

そういう意味では、日経トレンディの発表するヒット商品のほうが、実際の感度と近いと感じる。

 >『日経トレンディ:ヒット商品アーカイブス』


あなたは、この中にある商品を購入または、体験しましたか?


Marketing * 17:29 * comments(21) * trackbacks(10)

年収800万円はハイクラスか?

2006年11月25日号の週刊東洋経済の最後に掲載されているエン・ジャパン株式会社の広告。

  「年収800万円以上
   ハイクラスな転職を
   かなえる人材紹介会社の
   集合サイトです。」

と書いてある。

ふと疑問が。。
年収800万円というのは、ハイクラスなのだろうか?

いや、
「それって、たいしたことないでしょ?」
と言いたいわけじゃない。

いったい、どういう基準で、この800万円というのが導き出されたのか?
そして、これ以上をハイクラスと定義づけする理由がどこにあるのか?
を疑問に思うということだ。

「1,000万円プレイヤー」という言葉があるが、これはサラリーマン(ウーマン)のある種憧れの年俸を分かりやすく説明している。

そうではなく、800万円というある意味、中途半端でリアルな数字は、多くの層を惹きつける数字と考えてのことだと思う。

まぁ、そうではなくては広告として成り立たない。
つまり、届きそうだけど、届いていないという現実層に向けたメッセージなのだな、きっと。

だって、例えば年収400万円の人が、この広告を見て、“現実的に”この転職を希望することはないと思う。

だけど、600万円くらいからの人なら、多少考えるかもしれない。
とすれば、企業側とのマッチングも含め、そのくらいの経験やスキルなどを持った人に来てくださいね、という意味合いを含ませているということだ。

でもって、「ハイクラス」。
つまり、自身の立ち位置として、そういうカテゴライズがなされると、なんだかその気になる、ということはあるだろう。(ゴールド・カードとかがいい例)

その点だけで言えば、マーケティング的にはカテゴリを絞って訴求するという基本的な部分について、達成しそうな感じはする。


企業側の人不足は、今後さらに深刻化しそうだ。
そして同時に、現時点で採用したいのは即戦力、しかも団塊の世代の次を担うミドル・マネジメント層であることは、間違いないだろう。

そうした人材の確保に躍起になっている企業が多いことは、充分予測できる。

とすれば、それを「ハイクラス」と定義づけ、その気にさせるというのは、世の中一般的にハイクラスかどうかはあまり関係がない、ということか。

「ふ〜ん、それくらいがハイクラスかぁ」と思う感覚はあるにしても、
つまり、統計的にとか、一般的な感覚としてとか、そういう部分での定義ではないんだろう。


まぁ、800万円は高い年俸であることに変わりはないけれど、
これを見て「俺ってハイクラスを目指して、転職するぜ!」と思うような人は、
採用する側にとっては、少々厄介な感じもするけど、ね。(笑)


Marketing * 19:42 * comments(14) * trackbacks(0)

「PS3」は本当に戦略を誤ったのか?

日経ビジネスオンラインの記事「久夛良木氏を見放したソニーの迷走」を背景にした、

【FIFTH EDITION】のpalさんのエントリーが秀逸。
ソニーがク多良木氏を見捨てるのはありえないよという話とPS3の話

palさんの持論はいちいち納得の内容で、わたしの言いたいこともほぼ同義なので、諸々の分析はそちらを読んでもらうとして、

その上で、タイトルをあえて『「PS3」は本当に戦略を誤ったのか?』にしたのは、その戦略が素人目に見ても、あまりに稚拙で、救いようがないように思えるからで、そんなことは消費者に言われる前に、あのソニーが気がつかないはずがないだろうし、多くのリスクを背負いながら、この経営判断をしている背景には、実は別の視点で、もっと重要な何かがあるのかもしれない…と、穿ってみたかったりしたわけ。

というぐらい、何もかもがズレてる気がする。


そりゃぁ、「cell」の量産が叶わなくなったことから始まる負のスパイラルを止められなかったというのは、根っこにあるとは思う。

それによって、当初予定の販売台数を消化できないわけだし、絶対数が足りないから、広告もプロモーションも大々的にはできなくなった。(DS Liteで前例があるだけに)

とはいえ、当初から「デジタル家電」としてポジショニングしてきたのだから、それをユーザに植え付けるには、その姿をイメージできるようにするべきであって、それは例えば「BRAVIA」と接続したときに得られるフルHDによる、新たな映像体験を示すとか、ロケーション・フリーなどのコ気味良い製品を中核に据えたときに、PS3とテレビの関係が変わるとか、そういうことで。

そういう意味で、やはり「Wii」に一歩も二歩も置いていかれている。

話しはそれるが、「Wii」はゲームの楽しみ方を変えるというコンセプトで一貫していて、だからこそ、CMではWiiリモコンのみを全面に出して、そのエクスペリエンスを最大限PRしてきた。

あれだけで、見ている消費者は、「これは、何だ?」と感じ、ハードウェアがどういう形か、その機能がどうか、ということを知る前に、その“遊び方”のみに好奇心を動かされ、よって的(ターゲット)を絞って訴求できる、という好例だ。


発売日の模様が繰り返しテレビで放映され、「手に入りにくい」という事実は誰の目にも明白になったが、それは真実とは違い、出荷台数が極めて少ないという情報を抜きに語られる報道は、明らかなミス・リーディングだし、オークションあたりでの転売ってのも予想の範囲内とは言え、手に入らない割にはかなり多くの出品があるところを見ると、実はユーザの食指はあまり動いていず、ダブつき始めている様相も呈している。

その意味では、いよいよ年度内600万台の販売ってのが、怪しくなりつつあり、そうなるとやっぱり戦略の誤りは、素人に指摘されるくらい動かしがたいものとなってきているのかも。

もし、「PS3」自体が売れなくても、「cell」の活用なり、何がしかの秘策があるのだとすると、もう本当に誰もがアッと驚くくらいの何かを、しかも12月2日というXデーまでに打ち出していかないと、ちっとばかし、ヤバイかもしれないなぁと老婆心ながらに思ってしまう。



というか、そもそも、ゲーム機としてこのハードウェアを見られたくなかったのだとしたら、やっぱり「Play Station 3」なんて続編の名前で出すべきじゃなかったんじゃないかな…。

というかなり根本的な戦略ミスを指摘してみる。


PLAYSTATION 3(60GB)
ソニー・コンピュータエンタテインメント (2006/11/11)
売り上げランキング: 14
おすすめ度の平均: 3.5



Marketing * 23:36 * comments(19) * trackbacks(3)

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