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日本は“ものづくり”でいいのか?

日経平均が一時7000円を割り込むなど、株式相場は底が見えない展開が続いている。
(今日は8000円を回復してるけど)

まだ幻想のように、来年は回復する見込みがあるだろうと思っている向きもあるようだけれど、そんなのは全部嘘っぱちだ。

オリンピック前から続いていた中国特需と言われた状況も、既にオリンピック開催中に、終焉を迎えた。

この影響が如実に表れているのが、海運業界。
上期に各社が過去最高益を達成したものの、下期にそれらを吐き出す格好になっている。

陰り強まる海運決算、浮沈のカギは中国向け鉄鉱石輸送(ロイター)


ここでも原油と同様に、投機マネーの流出もあるようだけれど、それ以上に実需減は厳然としていて、中国向け鉄鉱石の輸送「のみ」に頼らざるを得ないのなら、海とそれを強みとした荷動きに睨みをきかせる覇者として、なんとも心もとない。

それでも、中国はチャンスがある。
日本がこれまでのデフレ経済の中で培ってきたように、製品の品質向上や無駄を徹底的に排除した高効率化を実現したり、省エネ対策を盛り込む技術力を磨き、筋肉質な体質へと向かうことで、次の需要へと立ち向かっていける。
それに、多くの人口を抱えるがゆえにリスクは高いものの、GDPを押し上げる効果はあるだろう。
それによって2010年あたりでは、一国単位でアメリカ、日本に続く可能性がある。

心配なのは、日本と韓国だ。
特に韓国は、製品の最終工程を中国などに移管し、自国には産業が残っていない。
日本は、それでもなお“ものづくりニッポン”を知らしめているものの、間違いなくその魅力は半減している。

今後、国策とは言わないまでも、どのような国づくりをしていくのか。
一企業と同じように、コア・コンピタンスを今一度定めていく段階にきている。

少なくとも今後十年、国民がそこに迎えるだけの強いメッセージが必要だ。

Business & Finance * 15:30 * comments(25) * trackbacks(0)

スターリン・ショック

大引けの日経平均株価は、前日終値比27円51銭安の1万3237円89銭と12日続落した。
これは、1953年に起こったスターリン・ショックのときの記録に並んだという。

実に55年ぶりか。
ニクソン・ショックというのは、聞いたことがあるが、スターリン・ショックというのは聞いたことがない。
調べてみたら、1950年に日経平均を算出し始めてから、初めての大暴落となったのが、このスターリン・ショックらしい。古い話だ。


7月1日には、多くの商品や公共料金までもが値上げされた。
こうなると、資産の逃げ道がなくなってくる。

このインフレ圧力の中では、円預金もダメ。
言うにもれず、株式投資もダメ。
たぶん大統領選挙が終わるまでは、ドル預金もダメ。
まだまだサブプライム関連の余波がある、米国株もダメ。


う〜ん。
エネルギー関連をポートフォリオの中心においた投資信託か。
政策金利引き上げを決めたユーロが正解かもな…。

格上げされたとはいえ、日本国債を買う気は全然おきない。(笑)


Business & Finance * 18:37 * comments(13) * trackbacks(0)

それでも雨〜in Greece, Athens

比類なき雨男。
こればかりは、どうしようもない。

この時期のギリシャはほとんど雨がないと聞いていた。
けれどここにきて、既に二度目の雨。
「珍しいなぁ」
何度か来ている人がつぶやく。

雨まじりの天候。
いよいよ最終日。


Business & Finance * 15:53 * comments(33) * trackbacks(0)

個人の喜び、みんなの喜び〜in Greece, Athens

タバコ朝のまどろみの中、
オープンエアでコーヒーとシガー。
至福の時刻。

EU圏の禁煙圧力は高まるばかりだが、ギリシャではどこでも喫煙できる。
禁煙であるところのほうが珍しいほど。
喫煙者にはこの上ないが、タバコを吸わない人はげんなりするかも。


沈む夕陽昨夜は我われ主催のパーティ。
目の前がビーチという素晴らしいロケーションに、350人を超える人を出迎えた。

最後には花火まで上がって、大盛況のうちに終了。
多くの方に「Great!!」とお褒めいただいた。
みなさんに喜んでいただけた様子。


といってもスタッフはそれを満喫してはいられない。
当然、立ちっぱなしの「おもてなし」。
ギリシャにいても力仕事が絶えない日々。(笑)


Business & Finance * 15:46 * comments(59) * trackbacks(0)

ギリシャのクルマ事情〜in Greece, Athens

グリファーダの街とにかくクルマが多い。
それに、日本を含めてわたしが見てきた国の中で、ダントツにメーカーや車種の多様性がある。

トヨタ、ホンダ、スズキ、マツダ、スバル、、日産や三菱は少ない。
BMW、Mercedes、Audi、VolksWargen、Skoda、Fiat、Peugeot、Porsche、Ford、Smart、Hyundai・・・。
各国代表が揃い踏み。(笑)

3ドアや5ドアのハッチバック型が多いのも特徴。
特にSmartの多さは、ここ最近の欧州の流行りが関係しているかも。

で、走っているクルマがとにかく汚い。(苦笑)
埃だらけで全然平気。
洗車なんて、ほとんどしないんだろうな。ま、日本はやりすぎかもしれないけど。

そうして、どこにでもクルマを止める。
一方通行で道の両側がクルマでいっぱい!
しかも2重駐車も当たり前のように、そこらじゅうでやっている。

だから、クラクションの音が鳴り響いていて、うるさい。
自分が出たいのに、クルマが止まっていて動けなくなってる。

景気があまり良くないと聞いているが、クルマの数を見る限り、そんな感じはしない。
ただ、信号待ちをしていると、「窓拭き」がやってくる。
そんな光景を見ると、貧富の差があるのだろうと思う。

ガソリンの価格はどうなのだろう?
後で聞いてみよう。


Business & Finance * 16:11 * comments(19) * trackbacks(0)

パルテノン神殿〜in Greece, Athens

パルテノン神殿

ライトアップされた神殿が、闇夜の中に浮かぶ様に見とれながらの食事。
ギリシャはオリーブが美味しい。

2000年の時刻を経て、なお立ちそびえる巨大建造物は、乳白色をたたえて、人々を魅了する。
ギリシャには世界遺産に指定されている文化遺産が数多く存在するが、やはりパルテノン神殿は知名度やその巨大さで、他を圧倒している。

ギリシャに来たことを、つかの間喜びにできる瞬間だった。
終始、世界遺産を正面に見据えながらの食事は、この上ない贅沢な気がする。


Business & Finance * 17:01 * comments(37) * trackbacks(0)

愚行の代償〜in Greece, Athens

29日からギリシャに来ている。
今回は、10日ほどいる予定だから、いつもの感じからいくと余裕のある日程だ。

けれど既に行く前から波乱含みの展開だった。

組織の論理には、いつも愚かな選択がつきまとうものだが、
今回のそれはその骨頂と言って言い過ぎじゃない気がしている。
まぁ、そんなことを言っても始まらないわけだけれど、
そんなこともあって、当初予定されていた陣容で挑めなくなった。


「サッ 36万円!?  えっマジ??」

先発隊として行くわたしたちを待ち受けていたのは、かなり大きな衝撃。
空港で預ける荷物の超過料金としての代償――。

やるせない気持ちで、36万円を支払い、飛行機に乗り込んだ。


Business & Finance * 16:23 * comments(17) * trackbacks(0)

ゲーマーは理想の次世代人材!?

Harvard Business Review 2008年5月号。
ビジネスを変えるアイデア最新リストと称して、20+1のブレークスルーの種を掲載している。

中でも面白かったのは、南カリフォルニア大学の客員教授らが提唱している「ゲーマーは理想の次世代人材」というもの。
彼らは冒頭にこう言いきる。

ゲームに無関心な社員よりも、ゲーマー気質の持ち主は、
     21世紀の職場で活躍するだろう。


なぜなら、次の5つの素養を備えていることを『ゲーマー気質』と定義しているからだ。
これらが今後の人材スキルとして求められるものと、合致するということだろう。


  1. 成果志向である
  2. 多様性の効果がわかっている
  3. 変化を糧に成長する
  4. 学習を楽しんでいる
  5. 探究心が旺盛である


RPGに限って言えば、確かにこれらの項目が当てはまる。
一番大事だと思ったのは、“多様性の効果がわかっている”という点だ。

RPGでは、多様性を無視した戦略は取りづらい。
パーティを組む人の特性を考慮して、適正にその役割をこなせるよう配置しなければならないからだ。

ひとたび戦闘が始まれば、力任せに切りつける者もいれば、速さを駆使して仕掛ける者もいる。
魔法攻撃で一網打尽を狙える者や、傷ついた仲間を回復する者も必要だ。

ゲームではこうしたチームにより、より強い敵を倒して進めるようになるが、仕事でもそれは同じ。
特性の違う人間がいるからこそ、スムーズに仕事をこなすことが可能になる。

回復魔法が得意なプレイヤーは、大抵武器による攻撃は得意ではない。
仕事が遅い人もいる。しかし、熟考し、ミスの少ない人かもしれない。

あなたと違う行動様式を持ち、考え方が違うからといって、「仕事ができない奴」だと思ってしまってはいないだろうか。




Business & Finance * 18:43 * comments(35) * trackbacks(0)

ブランド力と革新性は呼応するか

日経BPコンサルティングが「ブランド・ジャパン 2008」を発表した。
少し前には、ビジネスウィークで「The World's 50 Most Innovative Companies」と題して、革新的な企業をランキングしている。
また先日、調査会社Millward Brownが、「BrandZ Top 100 2008 Report(PDF)」と題して、ブランド価値をランキングした。

単純にこれらを比較するのは無謀だが、上位20を一覧にして眺めてみる。

ブランド・ジャパンMost InnovativeMost Powerful
1.任天堂AppleGoogle
2.スタジオジブリGoogleGeneral Electric
3.ディズニーToyota MotorMicrosoft
4.ソニーGeneral ElectricCoca-Cola
5.ニンテンドーDSMicrosoftChina Mobile
6.日清食品Tata GroupIBM
7.トヨタ自動車NintendoApple
8.シャープProcter & GambleMcDonald's
9.ヤフーSonyNokia
10.パナソニックNokiaMarlboro
11.グーグルAmazon.comVodafone
12.ユニクロIBMToyota Motor
13.キヤノンResearch In MotionWal-Mart
14.楽天市場BMWBank of America
15.東急ハンズHewlett-PackardCiti
16.セブン-イレブンHonda MotorHewlett-Packard
17.ウィンドウズWalt DisneyBMW
18.ホンダGeneral MotorsICBC
19.iPodReliance IndustriesLouis Vuitton
20.カップヌードルBoeingAmerican Express


こうして見たとき、革新性という因子は、ブランド価値に影響する大きな要素だと言えるだろう。

ブランド力というのは、時として「恒常的な安心感」のようなイメージと同化する。
しかしそれは、現状を維持し、常に同じところに留まっていることとは違う。

やはり、他のブランドと相対的に比較された印象はどうか、時代感覚に沿ってポジションを取っているかどうか、というような“切り取った今”が求められ続け、それらに応え続ける強さがあってこそ、普遍的な心象となるのだろう。

日本企業や日本ブランドがそれほど評価されていないのは、確固とした印象が刷り込まれていない、ブランド像みたいなものが見えずらい、ことに起因しているように思う。

今後、国内市場の縮小によって、世界に伍して企業価値を高めていかなくてはならないジャパン・ブランドには、革新性で任天堂が評価されたように、例えば信頼性といった部分では、最大限の評価が得られるように、一点突破のブランド戦略というものも必要になるだろう。


Business & Finance * 16:26 * comments(64) * trackbacks(0)

実録「弾丸トラベラー」#2 〜in Germany, Hamburg

行ったと言った途端帰ってきた。
なんせ、2日。夕飯2回食べたら、おしまい。(笑)

日程はさておき、ハンブルグの街は綺麗だし、とてもいいところだ。
皆が一様に聞いてくるのは「ソーセージ食べた?」ってことだけど、結局食べることはなかった。

とはいえ、食事はとても美味しかった。
特に一日目の夕飯に食べたニシン(Häring)。

外国でニシンと聞くと、シュールストレミング(スウェーデン産の世界一臭いと言われる缶詰)を思い出して、ちょっとゾッとしたけれど、塩漬けも発酵もさせていないので、全く心配の必要もなくおいしく頂いた。

仕事で行っているので、トピックはあまり書けないなぁ。
あ、帰りの飛行機、Lufthansaの日本人CAは板谷由夏さん似の美人だったことを、お伝えしておこ。(笑)


Business & Finance * 19:09 * comments(71) * trackbacks(0)

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